2016年4月14日木曜日

H_Kamata

アップルの創業者スティーブ・ジョブズさんは、既存の“良いもの”を利用するのがうまかった。90年代の大発明といわれる<“マウス”でアイコンをクリック>も、元は他社が不要と放り出したアイデアだったという。

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツさんにしても、(Windowsの基になるOSである)DOSは他社から安く買い取り、IBMのパソコンへ搭載して莫大な利益を得ている。

日本企業を見てみると、“良いもの”を海外に提供しているケースが目立つような気がする。最近まで、液晶パネルで最先端を走っていたシャープも、身売りで切り刻まれ、液晶部門は売られてゆく。

定年退職した日本の技術者が、独自技術を海外に流したりして、海外勢の追い上げが厳しい。あのアップルでさえ、既存商品の改良版ばかりで物足りない昨今である。革新的な商品を求める市場の評価は厳しい。

独自の新技術を次から次へと生むのはたやすい事ではない。
そうなれば、既存の技術を下敷きにした、革新的なものを生み出すための<上手な“盗み手”>も必要になってくるはずだ。そのためのルール作りも当然必要になってくるだろう。


鎌田紘子

最近はTumblrにも鎌ちゃんの画像が出回って来るようになった。良いことだね。

Ciao

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